釣りを始めるために、まずはどんな道具を揃える必要があるのでしょうか? 魚がいるところにエサを届かせる為の道具、魚がエサに食い付いたことを知るための目印になる道具など…、釣り初心者の為に、釣り道具の名称、用途、種類などを紹介していきます。鮭イクラ
釣り道具の基礎知識 その⑤「浮き(ウキ)」
ウキの主な役割は、魚がエサを食べたかどうか、釣り用語で言う「アタリ」を知ることです。
その他に「魚が釣れるポイントの位置確認」や「エサを一定の深さに保つ」と言う枠割もあります。
ウキの種類と特徴
ウキは大きく分けると、
①長い棒状のもの
②丸い玉型のもの
の2つに分かれます。
更にここから発展した変更もののウキがあり、川用・海用など非常に多くの種類があります。
<川釣りのウキ>
ヘラウキ、棒ウキ、玉ウキ(足つき、ナツメ)、トウガラシウキなど
<海釣りのウキ>
セル立ちウキ、円錐ウキ、ポリカンウキ、電気ウキなど
ウキを使った主な仕掛け
ウキを使った仕掛けは、主に「固定式」「移動式」「遊動式」の3パターンになります。
①固定式
固定式のウキの仕掛けは、ミチイトに通したゴム管にウキを固定すると言う、最も一般的な方法です。
ウキがイトに直接固定されているので、アタリを伝える感度は一番高くなります。浅いポイントや魚が水面近くに浮上してくる場合に有効な方法です。
川であればコイ、フナ、ウグイなど、海であればサヨリ、ウミタナゴなどの仕掛けでよく使います。
②移動式
移動式のウキの仕掛けは、オモリを使用して魚のいるタナまで一気に仕掛けを沈めたい場合に使います。
この仕掛けはウキ下を長く取る必要があるので、浮きは中通しの円錐ウキなどの移動可能なウキを使います。
③遊動式
遊動式のウキの仕掛けは、基本的には移動式のウキの仕掛けと似ていますが、あらゆるタナを探るための釣りなので、オモリは移動式の時より軽くします。