釣り堀で釣れる魚は、海なのか、川なのか、それともダム・湖沼なのか、釣り場がどこにあるのかによって変わってきます。 釣り場の種類ごとにどんな魚が釣れるのか、そして釣り初心者にとっては、どの釣りから始めたら良いのかをご紹介していきます。鮭イクラ
どんな釣り堀に行ってみたい?あなたは川?海?それとも管理釣り場?
釣り堀によって釣れる魚が変わってくるのですが、具体的にどんな魚が釣れるのでしょうか?
例えば、川であれば、渓流・上流域ではイワナ、ヤマメ、アマゴ、サクラマス、オショロコマ、イトウなどのトラウト・マス系の魚が釣れます。
そして、川の中流から下流域では、コイ、金魚、錦鯉、ヘラブナ、ブラックバスが釣れます。
そしてダム湖・管理釣り場では、ワカサギ、ニジマス、ブラックバス、サクラマス、オショロコマ、ブラウントラウト、イワナ、ヤマメ、アマゴ、アルビノニジマス、スチールヘッド、ドラウドソン、ブルックトラウト、アメマス、ヒメマス、イトウ、銀鮭など、釣れる魚種は多くなります。
ただし、管理釣り場によっては「ニジマスのみ」「イワナのみ」というところもありますし、時にはチョウザメやウナギなど珍しい魚を扱っているところもあります。ですので、事前にどんな魚が釣れるのかを調べてから行かれると良いと思います。
海上の釣り堀では、マダイ、イシダイ、スズキ、イサキ、シマアジ、ブリ、カンパチ、ヒラマサ、ヒラメ、クエ、マハタ…など様々です。
釣り堀で釣れる魚の大きさは、ワカサギのように10cmくらいの小さなものから、1mを超える大きな魚まであります。
釣る魚によって仕掛けやエサが変わりますので、釣りたい魚を決めて、それ用の仕掛け、釣り場を選んでいくのが良いと思います。
私は直接行ったことはありませんが、海外の釣り堀では、2m以上の大ナマズや数十kgもの巨大ゴイが釣れるところもあるようです。
スケールが凄いですね…。
淡水(川・湖・人口釣り堀)なら、鯉(コイ)釣りが簡単!
初心者の方にとって、誰でも簡単に始められるのが鯉(コイ)釣りです。
鯉釣りができる釣り堀は全国各地にありますし、お子様と一緒に釣りを体験してみたい方、カップルで釣りを楽しみたい方にはオススメです。
鯉(コイ)が釣れる釣り堀には、他にも金魚や錦鯉(色鯉)など、釣りやすい魚が一緒に泳いでいることも多いので、短い時間での数釣りも可能です。
練り餌を使って簡単に釣れますので、もちろん一人で釣りをしても楽しいですが、家族や釣り仲間と一緒に行って、何匹釣れるか競い合うゲームをするのもより楽しめますよ☆
↓鯉(コイ)釣りの体験談はこちら
↓もう一つ鯉が釣れる釣り堀はこちら。ここでは他にも珍しい魚がいますよ!
鯉の大きさは、釣り堀にもよりますが、20cmくらいの小さなものから50cmを超えるものまで釣れます。
自然の川であれば中流〜下流エリア、そして大きな湖沼では1mを超す大物の鯉も生息していますので、釣り堀で鯉釣りが慣れた人は、より大きな鯉を狙ってみるのは如何でしょうか?
その場合は釣り堀でやるようなウキ釣りではなく、練り餌を大きなボール状に丸めた「吸い込み仕掛け」を使います。
私はこれまでに80cmくらいまでしか釣ったことはありませんが、いつかは1m超えの大物を釣り上げてみたいです!
ヘラブナ釣り入門!釣り堀で巨ベラを狙ってみよう!
鯉の釣り堀は、ヘラブナの釣り堀が近くに併設されていることがよくあります。
ヘラブナは、正式名称はゲンゴロウブナというフナ科の魚で、一番大きく成長する種類のフナになります。30cm以上は頻繁に釣れますし、50cm以上の巨ベラが釣れることもあります。
ヘラブナ釣りは魚のアタリが様々で、アワセるコツを掴むまでに少し時間がかかるかもしれません。エサは練り餌さやウドンなどを使います。
初心者の方はヘラブナ釣りに慣れた方と一緒に行ったり、釣り堀のスタッフさんに色々とアドバイスをもらった方がより楽しめると思います。
ぜひ50cmオーバーにまで成長した、釣り堀の“主(ぬし)”を狙ってみて下さい。
管理釣り場でのヘラブナ釣りの様子はこちら
ブラックバスの釣り堀でルアー釣りを始めよう!
釣りに少し慣れてきたら、ルアーを使ったブラックバス釣りにチャレンジしてみるのは如何でしょうか?
ブラックバスはスズキ科の魚で、オオクチバス(ラージマウスバス)、コクチバス(スモールマウスバス)、フロリダバス、スポッテッドバスなど、様々な種類があり、「バス」と短く呼ぶことが多いです。
スズキのことをシーバス(海のバス)という事から、同じスズキ科の魚であることが分かると思います。
バスは元々日本に生息していた魚ではありません。1925年にアメリカから神奈川県の芦ノ湖へ食用目的として放流されたのが始まりで、そこから全国のダム・川・湖沼に放流され広がっていった外来魚になります。
食欲旺盛な魚で、小魚、エビ、水生昆虫など口に入るサイズのものは何でも食べてしまいます。そして好奇心も旺盛なので、見慣れないものや興味を引くものが目の前に現れると、追ってきたり口で咥えたりするので、その習性を利用してルアー釣りの対象魚になっています。
季節、天気、時間帯、水温などによって、バスがいる場所が変わるので、それぞれ違うルアーを使って、魚を狙っていきます。
水面近くのトップウォーター…ペンシルベイト、ポッパー、スイッシャー、ウェイクベイト、クローラーベイト、バスベイト、フロッグなど
水中のミドルウォーター…クランクベイト、ミノー、バイブレーション、スピナーベイトなど
水底のボトム付近…ジグ、各種ソフトワームなど
各種ルアーによって、アクション(魚が興味を持つようにルアーを動かすこと)の方法は異なります。
ルアーがどんな動きをしているのか、水中の魚をイメージすることがポイントになりますので、徐々に経験を積んでいきましょう!
初心者向き!海上釣り堀なら真鯛釣りから始めてみよう!
海上の釣り堀では、生け簀の中に養殖や天然の魚が放流され、初心者の方、子供でも女性でも安心して釣れるようになっています。
海上釣り堀は大きく分けて2つのタイプがあり、陸続きで歩いて入れる「桟橋型」タイプと、船に乗り込んでアクセスする「渡船型」タイプがあります。
釣り堀にもよりますが、一日コース、半日コースなどがあり、いけすの中に数回魚を放流してくれます。
釣れる魚は様々です。
放流数が多くて比較的釣りやすいのはマダイ、イサキ、シマアジ、ハマチなど。
そして放流頻度が少なく、釣るのが難しいのはブリ、カンパチ、ヒラマサといった青物、そしてヒラメ、イシガキダイ、クエなどがあります。
まずは、簡単に釣れて楽しい真鯛(マダイ)から始めてみると、釣りの楽しさを体感することが出来ることでしょう!
どんな餌が良いのか、魚を釣りやすいタナはどの辺りを狙えば良いのか、仕掛けに関することなど、釣り堀のスタッフさんに聞いたら、色々とアドバイスしていただけます。
釣り竿の貸し出しや、仕掛け・エサの購入もできるところが多いですし、自分の愛用竿や仕掛け・エサなどを持ち込めるのかなど、各釣り堀によってルールが異なりますので、事前に調べたり、電話して聞いておくことをオススメします。
また、海上釣り堀では、基本的にライフジャケットの着用が義務付けられています。釣り堀でレンタルされているものを使っても良いですし、自分のお気に入りのものを持参してもOKです!
↓マダイ釣りの体験レポートはこちら
↓ライフジャケット選びやオススメの紹介はこちら
「シマノ初心者釣り教室 ~海上釣り堀編~」はこちら
持ち帰りOK!釣った魚を美味しく食べよう!
魚が釣れただけでも楽しいですが、その釣った魚を食べるのは更に格別です!
渓流で釣った魚は、塩焼きにしてその場で食べられる!!
渓流は川の上流にあり、透明度が高く冷たい水が流れているところです。
ここでは塩焼きにして食べると美味しい、イワナ、ヤマメ、ニジマスなどマス系の魚が釣れます。
これらの魚は、体に「パーマーク」と呼ばれる小判状の模様や斑点があるのが特徴です。
↓イワナのパーマーク
↓ヤマメのパーマーク
↓ニジマスのパーマーク
魚の種類によって、パーマークの色や大きさが異なるので、釣った魚を観察してみるのも楽しいですよ!
↓ニジマス釣りの体験談はこちら
管理釣り場によっては、BBQセットの貸し出しもありますので、
自然豊かな木々に囲まれ、川のせせらぎを聞きながら塩焼きにした魚を食べると、、、それはもう至福の時です(^ ^)
「きまぐれクックかねこさん」のイワナのおかき揚げ☆
私のお気に入り、きまぐれクックのかねこさんが作られている「イワナのおかき揚げ」をご紹介します!
イワナが釣れたら試してみたい!サクサクしてて美味しそう☆
海上釣堀では、仕掛けを工夫して高級魚を狙おう!
海上釣堀で狙える主な高級魚は、カンパチ、ヒラマサ、イシガキダイ、ヒラメ、クエ、マハタなどがあります。
釣り堀のレンタル竿と仕掛け使っても狙えますが、経験を積みながら自分なりに仕掛けを工夫して大物や高級魚を狙ってみるもの良いですね!
高級魚は放流数が少ないので釣るのが難しいですが、その分、釣れた時の喜びや、食べた時の美味しさが、倍増しますよ☆
他にも高級魚のトラフグが釣れる釣り堀もあります。
フグは種類にもよりますが、内臓、血、皮などに強い毒を持つものが多いので、調理は資格を持った人にやってもらいましょう。